欲海回狂の六層の観想
要点
体の不浄を見るところから、蓮の中で仏にまみえるところまで。欲海回狂は我慢しろとは言わない。見る目を替えろと言う。
体の不浄を見るところから、蓮の中で仏にまみえるところまで。欲海回狂は我慢しろとは言わない。見る目を替えろと言う。
周安士居士は淫を戒める欲海回狂と殺を戒める万善先資を著し、衆生の罪業のうち淫と殺が大半を占めると考えました。欲海回狂の観想は浅いものから深いものへ六層に分かれます。まず胎に入る苦を観じ、次に体の中の虫と不浄を観じ、男女の膿血や涕唾などの穢れを観じ、死後に屍が腐って骨になる過程を想い、さらに法華経によって諸法の生滅を観じ、最後に極楽の蓮の中で阿弥陀仏にまみえる自分を観想し、淫の坑を永遠に離れると誓います。